【備えよう!!】水槽の災害対策【携帯型エアポンプは必需品!!】

飼育機材

携帯型エアポンプを備えよう

いつ起こるかわからない災害。停電で電気が途絶えると即水槽の崩壊につながります。災害時の味方、電池で長時間稼働する携帯型エアポンプをチェックしていきましょう。

ニッソー 乾電池式エアーポンプB-5

ここでは、わたしが備えているエアーポンプを紹介します。

特徴はまず何といっても安いこと。1000円前後で買えてしまいます。

そして非常にコンパクト。エアーストーンとチューブが付属しますが、チューブに強い癖がついているためすでに持っているものを使用するとよいと思います。エアーストーンも抵抗の少ないメッシュの粗いものを使用すると良いでしょう。

背面にはクリップがあります。スイッチは上部に。水が入りにくいように工夫されています。カチッ、カチッとした操作感で電源をオンオフできます。

内部構造は非常にシンプル。汎用性の高い単三電池2本で駆動することがポイントです。上位機種は単一電池となり単三電池よりも少々備えにくい事は否めません。また、通常のエアポンプの様にマグネット式ではなくモーターが入っています。

また、商品説明には寿命は約1000時間と書かれており常用するエアーポンプではないことが分かります。あくまでも短期使用向けですね。

気になる動作音と性能

実際に動作させてみましょう。

うるさいですね。これは非常用なので致し方ないと割り切りが必要そうです。音のわりには振動は少ないように思えました。

水深10cm前後でのエアーの様子。カタログ値は0.5L/min 充分そうです。

水深20cm弱でのエアーの様子。10cmの時と比べて遜色ない吐出量です。

水深30cm弱でのエアーの様子。見た限り吐出量に大きな衰えは見られません。

水深40cm弱でのエアーの様子。この水深でもしっかりエアーが出ています。このエアーポンプは水深による吐出量の低下が小さいです。これがモーター式の特性なのかはわかりませんが、明らかにマグネット式とは異なり水深による吐出量の低下が少ないと言えます。

連続稼働テスト実施

使用した電池はダイソーの単三アルカリ乾電池です。5本で100円。安い電池でもちゃんと動作するのか、検証です。

21時に電源ON!順調にブクブク。水深約35cm。

翌11時停止。

連続14時間程稼働していました。停止一時間程前に見たときは特に吐出量の低下は感じられなかったので最後はわりとぴたりと止まったようです。20時間とまではいきませんでしたが水深約35cmにおいてダイソーの電池でもおおむね12時間程度は稼働を見込めそうでした。

まとめ

ニッソー乾電池式エアーポンプB-5は安いけど、水深の影響を受けにくくて使いやすい。単三電池で長時間駆動が期待できる。欠点は動作音がうるさい事。災害時に、水替え時に、採収時にetc 用途は意外に幅広いと思われます。

1個は備えておくべき機材の1つと言えますね。

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