【初心者でも飼える?】楽しい海水魚飼育 本当の基礎の基礎【注意点は?】

マリンアクアリウム全般

ようこそ海水魚飼育(マリンアクアリウム)の世界へ

当ブログへアクセスしてくださってありがとうございます。さてさて、みなさんどんな理由でここへお越しになりましたか?何かしらのきっかけで海水魚の飼育に興味を持って、来てくださったんだと思います。海水魚飼ってみたいな!自分にも飼えるかな?って人もいると思います。マイナーな当ブログまで行きついてくれた貴方!!の背中を自信をもって押します。海水魚飼育は本当に面白い世界です。すぐに簡単にうまく飼えるとは言いませんが、当ブログまでたどり着く程の熱意のある貴方の人生を海水魚飼育という趣味がきっと豊かなものにしてくれるはずです。ようこそ!一緒に海水魚飼育を楽しみましょう!

海水魚を飼育するということ

いきなりカタイ話でとても恐縮ですが大切なことだと思うので初めに書きたいと思います。海水魚飼育は一部のブリードものを除いて、大自然の海を泳いでいた魚を人間の都合で生け捕りにし、遠い日本へはるばる空輸し、人工的な水槽でその後の人(魚)生を過ごしてもらう趣味です。海水魚の故郷は海。海と水槽、当たり前ですがその環境の違いはとてもとても大きいです。挙げれば切りがないほど環境の違いは多くあり、海水魚に負担がかかってしまうポイントがたくさんあります。飼育を通じて海水魚にストレスを与えててしまったり、病気にしてしまったり、最悪死なせてしまう事もあります。綺麗事を抜きにして言うと海水魚飼育は魚の命を奪ってしまう事が少なくありません。海から預かった大切な命を無駄にしないために、飼育を通じた経験で少しでも貢献するために、下記の点を心がけています。

1-来てくれた海水魚に感謝

2-取り扱いはとにかく丁寧に

3-飼育知識と技術の向上に務める

4-失敗したら改善点を考えて今後に活かす

5-自分ができるベストを尽くす

6-海水魚の輪を広げ、経験を共有する

海水魚にとって、水槽に来た事で自然界に居るよりも快適に長生きした!と言える飼育となる事をひとつの目標として飼育をしています。この趣味を通じて命、海、地球環境について考え、少しでも地球の役に立とうではありませんか!

海水魚飼育の賛同者を得よう

さて、海水魚飼育を始めよう!と貴方は決心しました。まず初めに行いたいことは身近な家族の賛同を得ることです。家族、配偶者、親、子供、、、とにかく海水魚飼育をいいね!って言ってくれる賛同者を得ることが大切です。経験上、たとえすべて自分の責任で海水魚の面倒を見ると思っていても、家族の賛同の有無で結果は大きく違ってきます。是非家族の賛同を得て家族が笑顔で海水魚を愛でる水槽のある家庭を築いてください。

では、どうやって賛同を得るか・・・。これが難しい。一筋縄ではいかないです、はい。参考までにわたしは・・・。家族と水族館に行って興味を持たせる。海水魚店に行くとき一緒に行こうと誘う。飼う魚の構想時から意見を聞き取り入れる。餌やりなど楽しい作業を時々体験してもらう。美しい水槽を維持してインテリアとしての価値を高める。などの涙ぐましい努力をしています(しているつもり)。

家族の賛同を得られたら堂々と飼育開始です。飼育を始めたら家族以外に海水魚仲間を作ると楽しさとモチベーションが爆上がりします。今はSNSの時代なので仲間は作りやすいです。まずはここに到達することを目標に頑張っていきましょう!

ワクワクしながら飼育構想を練ろう

飼育を開始する前に目指す水槽の構想を練りましょう。こんな水槽にしたいっ!!あんな魚を飼いたい!!などたくさん予習して希望を膨らませましょう。このひと時はとても楽しいですね。そして実はとても大切な事でもあります。なぜなら、マリンアクアリウムは飼育する生体によって設備が大きく異なります。一緒に飼えない生体の組み合わせも多くあります。一旦動き出してしまうと路線変更が難しいことが多いのです。なのでどんな水槽を目指したいのか、飼育開始前のこの時期に時間をかけて、ワクワクしながらイメージをしましょう。この時期、本当にめっっっちゃ楽しいんですよね。わたしも新しい水槽を立ち上げる時にいろいろ考えるひと時はテンションがマックスです。

カクレクマノミを飼いたい!イソギンチャクとの共生を観察したい!ナンヨウハギも入れたい!優雅な大型ヤッコをどーーんと飼いたい!可愛い小型ヤッコを飼いたい!チョウチョウウオが舞う水槽を作りたい!サンゴを飼いたい!ミドリイシを育てたい!サメを飼ってみたい!自然界のように魚もサンゴも色々入れたい!エビとかカニとかも!タツノオトシゴを!海藻を!釣ってきた魚を飼いたい!クラゲが飼いたい!フグを飼いたい!

軽く挙げただけでも色々な飼育対象が考えられます。簡単に実現できるものもあれば、難易度の高いものもあります。複数を両立できるものもあれば、一定の条件を整えたら両立できるもの、全く両立できないものもあります。いすれにしても、目指す水槽・飼育対象によって飼育方法や設備に差が生じるわけです。したがって、最初の飼育構想がとても大切になってくるのです。

無理なく飼育しよう

マリンアクアリウムはうまく軌道に乗ってくると長い付き合いになります。しかし、どんなに好きでも初期の熱量は途中でクールダウンしてきます。最初から、長期間息切れしないような無理のない飼育スタイルで飼育を始める必要があります。例えば毎日水替えをするとか、手間のかかる餌を一日に何度も与えるとか、数日は出来ても持続はできないですよね。現実は仕事があって家事があって・・・水槽に割ける時間には限りがありますよね。持続可能な飼育スタイルの飼育設備にする必要があるわけです。当ブログは徹底的に持続可能な飼育スタイルを意識して執筆します。

~マリンアクアリストあるある
  「水槽したいよ病」~

マリンアクアリウムに限らず水生生物にハマッた人は、何らかの事情で飼育をやめてもまた必ず飼育したくなる。一度かかると一旦やめてもまたいつか水槽を始める。完治することはなく、何年ぶり、下手したら何十年ぶりに、、、と飼育に帰ってくる。水槽の楽しさを覚えると一旦は中止できても身体の奥底で水槽欲求がじーっと再発をうかがっている。

進行すると、水槽はやめずに熱量の変化のみとなる。ある時水槽にものすごい熱量を注ぎ、満足したら安定期のごとく淡々と飼育する。そしてまたある時熱くなってまた満足して安定して・・・。を繰り返す。

安全面に気を配ろう

わたしも水量の大きな水槽を割とラフに維持していた時期があります。その時東日本大震災が発生しました。幸運なことに事故にはならず多少水がこぼれた程度で済みましたが、今思えば危険だったなと思います。あの時、揺れ方が悪かったら・・・、配管が外れていたら・・・、物が水槽に落ちてきたり倒れてきたら・・・。階下に海水がこぼれたり、火災になるなど想像するだけで冷や汗ものです。災害時も安全が損なわれない飼育スタイルではじめましょう。

情報の取捨選択を

現代はインターネットで飼育に関する情報がいくらでも出てきます。時間も場所も問わずに多くの知識を得られて大変飼育の助けになるのですが、間違った情報も大量に見受けられます。飼育経験を重ねたキーパーであれば正しい情報だけを抽出して自分のものにできるのですが、初心者であれば何か正しくて何が間違っているのかの判断が難しいのです。

もちろん、間違った情報の発信元も、騙そうとしているわけではなく単に間違った知識で飼育をしていてそれをインターネット上に発信してしまっている場合がほとんどなのですが、結構な量の間違った知識が流通してしまっているのが現状です。具体的な例を挙げると”病気の治療方法”に関する情報はその傾向が顕著に表れているように思えます。

信頼できる情報源を持つことも飼育技術向上に欠かせないファクターですね。

さあ、マリンアクアリウムの世界へ

当記事の内容を押さえればあとは飼育に向けて進むのみ!急がず焦らず、じっくりと飼育構想を立てて理想の水槽を作っていきましょう。きっと素晴らしい世界が待ってます。

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