新たに乾燥餌・オメガワン マリンミニペレットと栄養強化剤・コンティニュアムオメガ3サプリを導入したので紹介します。
オメガ脂肪酸(DHA,EPA)の重要性
海水魚の成長に、DHAやEPAに代表されるオメガ3脂肪酸を餌から摂取することが重要とされています。これは周知の事実ですね。
オメガワン マリーンフレークが出てきた
わたしは10年以上前からオメガワンのマリーンフレークをメインフードに使い続けていました。なぜかというと、体感的にこの餌が一番魚の成長が良いように感じていためです。オメガ脂肪酸の重要性云々の知識とは全く無関係に良いと思えるエサでした。
しかし、ここ数年くらいの間にオメガワンのフレークは日本に入ってこなくなってしまいました。それなりに確保しておいた手持ちのストックも尽きて、オメガワンのフレークは使えなくなりました。
ある日、飼育機材の整理をしていたら、オメガワンのマリーンフレークが1個出てきました!
最後のオメガワン マリーンフレーク。早速開封して有難く使い切ることに。主に親クマに与えて少し経った頃、卵の質と稚魚の質が上がっていると感じました。ちょうどオメガワンが切れた頃に少々卵の質の低下を感じ、オメガワンを再開した頃にまた質が上がっている様に思えたのです。
これは・・・オメガワンによるものなのか!オメガワンはオメガ脂肪酸が豊富であることが売りの餌である。そこで思い出された事が冒頭の「海水魚の成長に、EHAやEPAに代表されるオメガ3脂肪酸を餌から摂取することが重要」、という事でした。
不飽和脂肪酸Omega3・・・・2%以上。他の餌にはあまり見られない表示です。主原料はサケがトップに来ている。サケは脂肪が多くオメガ3脂肪酸を多く含有する魚の代表だそうです。続いてオヒョウ、黒タラ、ニシンと魚の名称が続いています。他の乾燥餌は加工素材が多く並びますが、オメガワンはパッケージ表にも書かれてる通り、天然素材が原料のようです。
そうか、卵を作る際にもオメガ脂肪酸が重要なのではなかろうか?と思いオメガ脂肪酸の投与強化に乗り出すこととなりました。
オメガワン マリンミニペレットを入手
ネットで検索したところ、オメガワンマリーンフレークはもう売っていないが、オメガワンのマリンミニペレットならまだ大手ペット通販サイトに在庫がある!ということで購入。
原料は、サーモン、ニシン、小麦粉・・・と続きます。フィッシュミールは不使用と明記されています。
使いやすい粒の大きさ。親クマもよく食べます。機会を見てもう少し買い足したいです。
コンティニュアム オメガ3サプリを入手
オメガワンのマリンペレットもいつ日本に入らなくなるかわかりません。現在ショップにあるものは単に最後の在庫なだけの恐れもあります。そのため、液体の栄養強化剤であるコンティニュアム オメガ3サプリを入手しました。
これは乾燥餌に染み込ませて与える栄養強化剤です。オメガ3に特化しており、濃厚なオメガ3脂肪酸です。粒餌の栄養強化については下記のページでも詳しく紹介しています。ラクトフェリン、エンジェリクサー、フィッシュタミンに続く栄養強化剤の導入となりました。
1本のオメガ3サプリで相当な期間使用できるので当面は安心です。
まとめ
オメガ脂肪酸は、特に成長する時に必要になるそうです。卵を産みだすときや稚魚の成長に非常に重要な栄養素と言えます。普段餌の選定であまり意識しない脂肪酸。ブリードでは脂肪酸にも注目して餌を準備したいと思いました。
そして・・・・・・、オメガワンマリーンフレークの輸入再開を切に願います。ナプコさん、おねがいしますよ~