クラウンファクトリー流・クマノミ飼育チャレンジ、いよいよ機材の選定と調達です。コンセプトである小型・低予算・美しく・生体元気、というハードルを乗り越えるために夜も寝ずに(おおげさ)熟考して調達機材を決定しました!素敵な水景を想像しながら機材を選ぶのはワクワクしますね。今回は経過報告です。
水槽は20cmキューブ水槽!
水槽は小さい小さい20cmキューブ水槽を選びました。約7L程の水量なので極小サイズです。バケツ1杯弱の水量でしょうか。こんな小さな水槽で海水魚を飼えるのか?じつはわたしにもわかりません。30cmキューブであれば確実に飼育可能ですが水量は25L程となり、導入は家族会議案件になる可能性も否定できません。おそらく家族会議を回避できる大きさであろう20cm水槽を選びました。
家族への説明は「いやー、バケツくらいの水量だよ~」と大掛かりでないアピールで乗り切りましょう。
今回は仕上げも美しいコトブキ工芸の水槽を選定。信頼できる水槽メーカーです。
照明もコトブキ工芸のLED
照明は同じくコトブキ工芸のLED照明。
タッチセンサーでスタイリッシュ。水槽輪周りの美観を損ねません。ホワイト&ブルー球で、生体を自然な色で照らします。
フィルターは外掛けフィルター
20cmの小さな水槽なのでしっかりしたろ過装置が欲しい。しかし、大きいものはスマートではなくなる・・・。外部フィルターは配管や接続が必要なので今回はパス。上部フィルターは20cm水槽に向いた商品がなく、水槽上部を塞ぐためメンテナンス性の面からもパス。底面ろ過はコスパ・生物ろ過能力面では優れいているものの適切な底砂の清掃が欠かせないため初心者向きとは言い難くパス。総合的に勘案して外掛けフィルターにしました。
選ばれたのは、水量に対して2ランクは上のプロフィットフィルターX3
これまたコトブキ工芸のものとなりました。20cmキューブ水槽には大きいですが水質安定のためにろ過は大きいものをチョイス。
ポンプの稼働音も割と静かながら、流量約7L/minと意外にパワーがあります。ショップではテトラ、GEXなどの外掛けフィルターがあり、どれも魅力的な工夫が凝らされており本当に迷います。今回はろ材を詰めやすそうなプロフィットフィルターにしました。
ろ材は最新の高級品
純正のろ材(マット)では水質の安定性に不安があるのでろ標準のマットは使用せずに代わりにろ材を詰め込みます。
選んだのはZOOX バイオメディア ライト。0.4Lで1000円以上と高額なろ材ですが、ろ材はろ過の要、消耗品ではなく長期間使用できるため採用。
乾燥状態では固いですが、水を吸わせると柔らかいスポンジ状になります。
バイオメディアを早速我が家の稚魚水槽に投入し、只今ろ過バクテリア養成中です。
おそらく、バイオメディア1箱ではプロフィットフィルターに空きスペースがまだあると思いますので残りスペースのろ材は只今熟考中です。
水温計
わたしが絶対的信頼を置いている「エヴァリスのきっちり計れる水温計S」を調達。海水魚を始めて飼う人向けのセットを想定しているからこそ1本目はこの水温計です。水温計2個目、3個目となった際にその水温計が正確かどうか、この水温計と比較して確かめることができるからです。市販の水温計は思っている以上に誤差があります。まずは基準となるこの1本を持ってほしいとの思いから選びました。
クマノミ飼育チャレンジは20cm水槽にて
今回は水槽、照明、フィルターの3大機材が揃いました。大胆にも極小20cm水槽でのクマノミ飼育チャレンジ。頑張るぞ~~!